ドローンを飛ばしてはいけない場所ってどこ?新潟の禁止区域とは

公開日:2022/10/15   最終更新日:2022/10/19

新時代の幕開けを予感させるドローンは、空撮としての能力はもちろんのこと産業用や軍事用にも応用され、21世紀に欠かせないアイテムとして広まっています。しかし、日本においてはドローンの使用について「飛行禁止区域」があることをご存じでしょうか。この記事ではドローンの飛行禁止区域について新潟エリアを通して解説します。

ドローンを飛ばしてはいけない禁止区域とは

ドローンは便利な小型飛行体ですが、日本においては無人の「航空機」としてカテゴリーされています。実際にドローンで撮影した映像を見たことがあるとわかりますが、ドローンはラジコンのような機器とは異なり高性能な飛行能力を保有していることがわかります。

そのため、ドローンは飛行禁止区域も設けられており、取り扱う際には注意が必要です。では、飛行禁止区域とは一体どのようなものでしょうか。

ドローンの航空エリアは150メートル以下

ドローンは小型で高精密な機器ですが、航空法の規定により150メートル以下で飛行するように定められています。人が搭乗している一般的な飛行機は150メートル以上を飛行していますが、時々鳥が衝突してしまうなどのトラブルが起きています。

飛行機からすると小型のドローンも実は衝突を避けにくい脅威なのです。そのためドローンは150メートル以下を飛行する必要があります。

空港周辺や人口集中地帯

ドローンは空港の周辺も飛行が制限されています。航空機の着陸を優先するためであり、むやみな事故を防ぐためです。

また、人口集中地帯でのドローンの飛行も制限されています。万が一落下してしまうと大きな事故につながる可能性があるためです。人口集中地帯は都市部のイメージが強いですが、空港や工業地帯などさまざまな条件を背景に設定されており国土地理院で一般の方も確認することができます。

国の主要施設・重要施設

小型無人機は時に脅威です。実際に世界ではドローンが軍事機器として扱われています。そこで、日本においては首相官邸や原子力施設など主要施設・重要施設においては飛行が制限されています。防衛施設も同様です。施設の近辺おおよそ300メートルにドローンは立ち入ることができません。

私有地

航空できるエリアについては、私有地についても把握しておく必要があります。私有地の上空も民法上は権利が及ぶとされているのです。無断で私有地上にドローンを飛ばす行為は盗撮などを疑われるリスクもあるので、許可を得る必要があります。

新潟のドローン飛行禁止区域

上記で解説したようにドローンには飛行禁止区域がありますが、もう少し厳密に解説を深めると、各都道府県によっても飛行禁止区域が設定されています。例えば東京都なら皇室関係機関が該当します。

では、新潟におけるドローンの飛行禁止区域とはどのようなものでしょうか。そこで、ドローンの飛行に関しては新潟警察署のサイトや国土地理院の地図などを活用してみましょう。近年ドローン飛行に関しては違反になることを防ぐために航空できるエリアが分かるアプリもあります。

原子力発電や自衛隊基地はNG

新潟には柏崎原子力発電所や、航空自衛隊の基地(新潟分屯・佐渡分屯)があります。こうした重要施設はドローンの飛行制限を受けるため近付かないように注意しましょう。

新潟空港周辺もNG

新潟には新潟空港があります。空港の周辺の飛行禁止区域に該当するほか、上空には離発着後の飛行機がいるため近付かないことがベストです。

許可申請でクリアできる場合も

ドローンの飛行禁止区域は新潟にも多いですが、対象エリアに関しては飛行許可申請で認められる可能性もあります。特に私有地などは大きなトラブルに発展する可能性があるので、しっかりと申請を行いましょう。

ドローンを飛行禁止区域で飛ばすとどうなる?

新潟県内にも空港や自衛隊施設などをはじめとして飛行禁止区域がありますが、事前に調べずにうっかり飛行させてしまったり、意図して飛行してしまったりと違反した場合にはどうなるのでしょうか。

法律違反には罰金刑が

ドローンによる法律違反は実際にされています。根拠となる法律は航空法違反で、実名報道に至ってしまう事案が多いのです。国土交通省の許可を受けずに飛行した事案の逮捕が多いほか、許可なく民家周辺を飛んだことによる逮捕事例もあります。

また、飛行区域以外の事例では飛行の高さも争点となっています。うっかり150メートルを超えてしまうと罰金に該当する事例があるのです。

今回はドローンの飛行禁止区域に焦点を当てて解説しましたが、ドローンにはこの他にもややこしい法律が眠っています。若干触れておくと、電波法の関係です。無資格でドローンによる違法電波を使った撮影も逮捕されてしまった事案があります。法律違反にならないように、ドローンに関してはしっかりと知識を得た上で飛行することが大切です。

まとめ

この記事では関心を持つ方が増加しているドローンについて、飛行禁止区域の視点から詳しく解説しました。新潟県の場合は原子力発電所や自衛隊の基地も有しており、ドローン飛行の際には細心の注意を払うことが大切です。飛行に関しては管轄の警察署に問い合わせる、アプリを活用する等の方法で法律違反にならないように注意しましょう。

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